格差

まなびのあしあと

現代の搾取-サイバータリアート(サイバー・プロレタリアート)

『差別と資本主義』(トマ・ピケティ他/明石書店)という本を読んでいたとき、こんな言葉に出会った。「サイバータリアート」サイバー?タリアート?アート?電子芸術?? 一瞬読み飛ばしかけたけど文脈が気になり過ぎました。 本の中では、現代の資本主義...
私は常にカッコつけていたい

第3回|情報格差─「知ってたら防げた」は誰のせいかを考える

前回の記事では、体験や選択肢の格差がどう広がっていくかを、私自身の生活を交えて書きました。ほんの少しの「前提の違い」だけで、守れる人と守れない人が、自然に分かれてしまう。それが当たり前になってしまっている社会に、私はどこか違和感を覚えていま...
私は常にカッコつけていたい

自衛について-自衛させる加害者側の論理-

「自分のことは自分で守ろう」ドラマや小説でも、もちろん現実でも良く見聞きするセリフ。「自衛」>コトバンクによれば、次のように定義されています。自分の力で自分を守ること 私はこの言葉に、「人に頼らず 自分でなんとかしろ」という圧力を感じてしま...
私は常にカッコつけていたい

第2回|格差はどのように広がるか ――日常のちいさな“ちがい”が、次の「スタートライン」になっていく

前回に続き、格差シリーズ今回は格差がなぜ良くないか、どのように格差になっていくのかを、おもに私の暮らしの中から見つめてみたい。家庭内の環境よる変化「病院に行く」か「治るまで寝るか」か我が家の話だ。子どもがちょっと体調を崩したりしたとき、私と...
まなびのあしあと

第1回|「格差」ってなに?

大人になって、「格差」という言葉を意識するようになった。そういう人は、決して少なくないと思う。そして「なんとなく良くないもの」として感じてはいる。でも、 「格差って何ですか?」と聞かれて、すっと説明できるだろうか。それがもし子どもからの問い...
私は常にカッコつけていたい

課金で“自衛する側”にいる私が、広告規制に感じている事

これは「格差を考えるシリーズ」の番外編です。全5回で、「格差ってなんだろう?」や「なぜそれが問題なのか?」をこどもにも話せるように、ゆっくり考えていく予定です。今回は、最近話題になった広告規制のニュースをきっかけに、自分の「加担感」と「モヤ...