政治家の演説。支持してる政党もそうでない政党もみんなうまいです。何を話してるかじゃなくて「どう話してるか」って見ると、すごく上手。なんだかすごく力強く聞こえたり、自分の気持ちを代弁してくれてるように感じたりしますよね。まるでファストフード。
どれだけ美味しくても、体に良くないものは気をつけたい。政治家の言葉も同じだとお思います。
「話がうまい」=「信用できる人」でも「間違いのない人」でも「良い政治家」でもない
これは、私が人の話を聞くときに、大切にしてるポイントです。(政治家もPodcastも)
なぜなら、言葉がどれだけ巧みでも、その裏に隠れているものが大事だからです。
「言葉の魔法」にだまされないために
私たちは、政治家の「言葉の魔法」に惑わされないように、立ち止まって考える時間を持つことが大切です。
ということで今回は、私が気を付けてるポイントを書いていきます。
- 「悪者」を探していないか
- 誰が得をしているかにどう言及しているか
- 情報源が少ない発言でないか
- 短期的な解決に走っていないか
- 感情に強く訴えかけていないか
- この人ならきっと、という属人的な妄信をしていないか
- 「悪者」を探していないか
- 社会の問題を「誰かのせいだ!」と特定の集団や個人を悪者にするのは短絡すぎると思います。例えば、外国の人、特定の団体、あるいはメディアなどを「悪の根源」のように語っていないかどうか。
- 誰が得をしているのか?
- その政策や発言は、特定の人々や団体だけを優遇していないか。 「国民のため」と言いながら、結局、誰に利益が集中するのか。
- 情報源は複数か?
- その政治家が話していることの情報源は信頼できるか?
そして一つの情報源だけでなく、様々な立場のメディアや専門家の意見にも耳を傾ける
- その政治家が話していることの情報源は信頼できるか?
- 短期的な解決に走っていないか?
- 複雑な問題を、「これをするだけで」すぐに解決できると約束していないか?
魅力的な特効薬はないと思います。根本的な解決には時間と努力が必要だと思う。
- 複雑な問題を、「これをするだけで」すぐに解決できると約束していないか?
- 感情に強く訴えかけていないか?
- 論理的な説明よりも、怒りや不安、あるいは郷愁やプライドといった感情を強く刺激する言葉を使っていないか? 感情的になると、冷静な判断ができなくというのはあると思う。
- 属人的な妄信をしていないか?
- ある個人に対して、「この人ならきっと何とかしてくれる」「この人についていけば間違いない」といった、個人への過度な期待や盲信は良くないと思います。
政治でもビジネスでも、どんなにカリスマ性があるように見えても、一人の人間がすべての問題を解決するのは難しいと思います。
- ある個人に対して、「この人ならきっと何とかしてくれる」「この人についていけば間違いない」といった、個人への過度な期待や盲信は良くないと思います。
わたしたちの1票が未来を決める
わたしたちが投票するたびに、社会の未来の形が決まります。
「話がうまいかどうか」だけで判断せず、「どんな社会をつくりたいのか」という自分の思いと照らし合わせて、じっくり考えて投票すること。 これこそが、良い政治家を選び、より良い社会を作るために、私たちが今、最も大切にすべき姿勢だと強く思います。



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